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はじめに — このサイトについて

このサイトで何が分かるか

このサイトは、クラウドインフラと SRE の実務、および AI 開発ツールを実際の作業で使った記録を扱う個人ブログです。想定している読者は、同じようにインフラの設計・運用に関わっているエンジニアや、AI 開発ツールを業務に組み込もうとしているエンジニアです。検索や対話型 AI で一般的な解説を探しても出てこない、実際に手を動かした人間しか書けない内容を残していくことを目的にしています。まだ記事数は少ないので、この最初の投稿ではサイトの方針そのものを書きます。何を書き、何を書かないか、どこまでを個人の見解として扱うかを、読者にもこのサイト自身の執筆ルールにも先に示しておきたいからです。この投稿を読めば、以降の記事がどういう基準で選ばれ、どこまでの情報を含んでいるのかがあらかじめ分かるようにしておきます。

何を書き、何を書かないか

書く対象にするのは、クラウドインフラ(AWS を中心とした構成、Terraform などの IaC、監視・ログ基盤)と、AI 開発ツールを実務に取り入れる際に出てくる具体的な工夫や判断です。単なる機能紹介や公式ドキュメントの要約は書きません。すでに一般的な how-to(たとえば「Terraform とは何か」のような入門解説)は、対話型 AI に聞けばその場で答えが返ってくるため、わざわざ検索してこのサイトに来る理由になりません。書く価値があるのは、複数の選択肢の中から何を選び、何を捨てたかという判断の跡がある内容だと考えています。逆に、実際に手を動かして確かめていない内容は書きません。伝聞や推測だけの記事、実測値のない「べき論」は、このサイトの方針として扱わないことに決めています。

守秘義務の線引き

書く内容は個人の実務経験に基づきますが、所属先の固有情報(アカウント構成、顧客名、社内の意思決定の経緯、未公開の設計)は一切扱いません。書くのは一般化・抽象化した知見だけです。具体的な数値や構成であっても、それが特定の組織や案件を推測できる形にはしません。守秘義務に触れるかどうか判断に迷う場合は、書かないという判断を優先します。これはサイトの信頼性のためだけでなく、単純に所属先との関係を守るための線引きでもあります。同じ理由で、記事に登場する構成例やコマンドの出力は、特定の環境がそのまま特定できないように一般化した形に直してから載せます。数字を丸めたり、固有名詞を汎用的な表現に置き換えたりする作業は手間ですが、この作業を省いた記事は公開しません。

検討したが採らなかった選択肢

方針をまとめるにあたって、執筆ルールを心がけとして文章に書くだけにする案も検討しました。しかし、心がけは忙しくなると最初に崩れるものだと考え、採りませんでした。代わりに、収益記事を作らない・アフィリエイトリンクを貼らない・本文の分量が薄い記事を公開しないといったルールは、レビューの目視ではなく自動テストとして固定することにしています。人間の注意力に依存しない形にすることで、ルールが形骸化するのを防ぐのが狙いです。また、AI 開発ツールに執筆を手伝ってもらう場面も想定されるため、一次体験の捏造や実測値の推測による水増しをさせないという制約も、同じ仕組みの中に含めています。

まとめ

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